わきが手術の皮下組織削除法
わきがの手術のひとつに皮下組織削除法という方法があります。これは、わきの真ん中を少しだけ切開して、わきがの臭いの原因となっているアポクリン汗腺や皮脂線などを除去する手術です。このとき、皮膚の内側の組織を削り取るように施術を行うことから、皮下組織削除法と呼ばれるようになりました。
そのため、術後には全体的に脇の下の皮膚組織が薄くなることがあり、傷跡が目立ちやすくなるというケースもあります。また、何か所か同じことを繰り返して行うために傷跡が残りやすいともいわれています。
皮下組織削除法のデメリットは、ほかに手術が大げさであることが挙げられます。吸引法やボトックス注射などが日帰り手術が可能であるのに対し、皮下組織削除法の手術は、数日の入院が必要になります。また、脇の下もしばらくの間固定して安静にしていなければいけません。いわゆる手術を行うわけです。
もちろん悪い面だけではありません。この治療を行うことで、わきがはかなりの確率で完治させることができます。確実に治したい人にはおすすめの手術方法といえるでしょう。
ボトックス注射が、数か月~しか効果が持続しない治療であり、吸引法が再発の危険性を孕んでおり、またどちらも重度のわきがの人にはあまり効果が期待できないのに対し、皮下組織削除法では重度のわきがの人でも7割程度の人が再発がないとしています。
ポイントとしては、病院を選ぶ際には皮下組織削除法に慣れた病院を選ぶとよいでしょう。この手術に使用される器具はかなり特殊なものであるため、器具を使い慣れている医師や、多くの症例実績がある医師が有利とされています。
ですので、削除法が得意だと謳っている医師を選択することで手術はより成功に近づくことになります。危険も多い手術ですが、その分効果には期待できます。ですので他の手術方法でうまく治らなかった人は、この方法を相談してみるとよいのではないでしょうか。